夏本番。
最高気温もかなり高い日が出てきました。
夏の住まいについて考えたいと思います。
自宅の津幡の家に住んで2度目の夏。
今年特に実感しているのが「風」の設計です。
要は風通しを設計された住まいは空調機器に頼りすぎない生活が可能だということをお伝えしたいです。
わが家は立地的に東側から風が吹く地域で、設計する前に事前にその情報を調査しました。
そのため東から風を入れ、できる限り対角の西側へ風の通り道をつくる窓配置や大きさを考えました。
そうすることでこの時期でも朝と夕方以降は割と窓を開け放ち換気を行うことで、
室内は26度~29度くらいの温度になります。
暑さの感覚は人ぞれぞれだと思いますが、個人的には扇風機があれば過ごせるレベルです。
室温というより風の流れが涼しさを感じさせます。
室内より外気の方が高い場合は、もちろん窓や障子も閉めきります。
ちなみに先月の電気代は9,000円でした。(太陽光はなし)
家族3人暮らしです。
みなさんのご家庭の電気代は如何でしょうか?
全国平均は14,000~15,000円だそうです。(3人家族7月オール電化の場合。)
もし5,000円安くできれば家族で外食を楽しむことに大切なお金をつかえるかもしれません。
想定外のラッキーだったこともあります。
立地的に北側に山を背負っているため北側は日陰になる時間帯が多く、山からおりてくる風がとても涼しい。
ゆえに北側の居室は南に比べると体感で分かるほど涼しいのです。
南には川もあるため風の通り道上に我が家が建っているのかもしれません。
里山ならではのパッシブ設計です。
逆に市街地ではそのようなオープンな生活は難しいでしょう。
自宅でもう少し配慮すべきだったのは、「重力換気」です。
暖かい空気は上に上がる性質を利用した換気方法です。
つまり天窓をつけたり、側頂窓から熱を排出し空気の流れをつくるといったものです。
自宅は背の低い建物なので天井も低く、上下の換気をつくるまでもないだろうと思い、開け閉め可能な天窓はつけませんでした。
今思うと天窓をつけることで更に換気が向上する空間になっていたかもしれません。
それ以来、平面上だけではなく、できるだけ上下の換気も意識をした設計提案をするよう心がけています。
