モデルハウスの温熱環境を調べてみました

湯屋モデルハウスの1、2階の温熱環境を調べてみました。

高気密高断熱住宅において、一番熱の流入が多いところは窓です。

二階の大きな窓のガラス部分は最も温度が高く42.7度と高温です。LOW−Eガラスでありながら、

熱の入射が多いのはやはり、猛暑のせいだと思います。LOW−Eの仕様は一番外側のガラスに

反射材を使用した、室内側に熱を溜め込むタイプです。(薪ストーブを使用する住宅のため)

窓はトリプルガラス仕様です。壁は遮熱し、断熱性も高く、天井付近も照り返しが

入ってこないので、室温は天井付近も床付近も均一で外気温より低い34度ほどです。

工事中でエアコンも使用していませんが、屋内に入るとあれっと思うほど、熱くありません。

エアコン1台で十分家中涼しい室内環境が作り出せる予感がします。

こちらは一階のLDKですが、やはり窓からの入射が一番多く、36.6度と高温です。

しかし、これがシングルガラスまたはペアガラスの場合、更に高温になることは間違いありません。

完成後、C値(気密性能)も測定する予定です。温熱環境は住宅の重要な資産価値です。

 

屋根・壁面・床=セルロースファイバー吹付け

透湿フィルム=アルミ蒸着遮熱タイプ

窓=YKK APW330トリプルガラス

外気温=35度

 

 

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